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奈良県立大学ユーラシア研究フォーラム2017-「ゾロアスター教」と奈良の文化-を開催しました

[2018年3月30日]

ID:546

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お知らせ

奈良県立大学ユーラシア研究センターフォーラム2017-「ゾロアスター教」と奈良の文化-を開催しました

平成29年10月14日、第一線で活躍する国内外の専門家が一堂に会し、奈良県立大学ユーラシア研究フォーラム2017を開催しました。本フォーラムでは、奈良の歴史文化資源とゾロアスター教との関連について、考古学、言語学、宗教学など多彩な観点からの研究報告と意見交換が行われました。

開会挨拶(伊藤学長)

最初に、ゾロアスター教の基礎的な知識を深めてもらうため、本大学ユーラシア研究センター特任准教授の中島敬介が聞き手となり、静岡文化芸術大学文化・芸術研究センター教授の青木健氏からゾロアスター教の起源や特徴、時代の変遷に伴う変化など、ゾロアスター教の概要についてご説明いただきました。

ゾロアスター教の概要について(青木健氏と中島特任准教授)

続いて、ゾロアスター教神官のパルヴェーズ・バジャーン氏からゾロアスター教の祭式(拝火儀礼)を実演いただき、その後、教義について解説をいただきました。

祭式実演の様子(パルヴェーズ・バジャーン氏)

教義の解説(パルヴェーズ・バジャーン 氏)

次に、基調講演を予定していました元ドイツ考古学研究所長のディートリッヒ・フーフ氏が急きょ欠席となりましたため、講演予定であった『発掘されたゾロアスター教神殿の考古学資料の解釈に伴う諸問題』について、発表要旨を中島特任准教授から朗読いたしました。

ディートリッヒ・フーフ氏(写真は2015年フォーラム時のもの)

続いて、専門分野別講演として、ルール大学ボーフム教授のキヤーヌーシュ・レザーニヤー氏から『中央・東アジアにおけるゾロアスター教の神々の足跡をたどる。―女神デーンの場合―』について、暨南大学教授の張小貴氏から『中世(3世紀~10世紀)における中国ゾロアスター教の多様性』について、タジキスタン国立古代博物館研究員のキャミラ・マジュルーノヴァ氏から『タジキスタンのゾロアスター教遺跡』について、静岡文化芸術大学文化・芸術研究センター教授の青木健氏から『シルクロードとゾロアスター教の伝播』について、奈良県立橿原考古学研究所長の菅谷文則氏から『来華したソグド人の新しい研究手法―墓葬の骨研究の実践―』について、それぞれ専門分野での最新の研究内容をご報告いただきました。(菅谷所長には1階会議室から映像出演いただきました)

キヤーヌーシュ・レザーニヤー氏

張小貴氏

キャミラ・マジュルーノヴァ氏

青木健氏

菅谷文則氏

その後、10月12日~13日に実施しましたエクスカーション(大和文華館での六道図視察及び大峯山龍泉寺での内陣護摩祈祷)についての感想や、それらとゾロアスター教との関わりについてのご意見について、出演者の方々にご発言いただきました。

ディスカッションの様子

最後に、参加者を代表して、東大寺長老の森本公誠様と元宮内庁正倉院事務所長の米田雄介様から、フォーラム全体の感想についてお言葉をいただきました。

森本公誠様

米田雄介様

約150名の方々にご参加いただきましたが、時間が予定よりも30分ほど超過したにも関わらず、最後まで熱心に聴講いただきました。ありがとうございました。

熱心に聴き入る参加者の様子

このフォーラムの模様を詳しくまとめたものとして、『2017 NARA-EURASIA  Institute’s Report 「ゾロアストリアニズムと奈良・飛鳥文化を探る。【ⅱ】」』を近日発行予定です。

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ファックス: 0742-93-7391

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