グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



就職・進路

卒業生の声


それぞれの道を歩む卒業生をご紹介します。

ページ内目次


情報通信

NHK 奈良放送局「ならナビ」キャスター

2014年3月卒業
小林 加奈恵さん(初芝富田林高等学校卒業)
大学生の最大の武器は「自由」
興味を持ったことには何事もチャレンジしてください。

NHK奈良放送局で「ならナビ」(NHK総合午後6時30分放送。奈良県域放送)のキャスターやリポート企画を担当しています。ネタ探しや取材、構成作りなどディレクターの仕事をしながら、リポーターとして出演します。
高校時代は英語が好きで海外への憧れがあり、観光や国際交流の勉強をしたいと思っていました。進学を検討し始めたとき、奈良県立大学「地域創造学部」というあまり耳慣れない学部名に、なぜかワクワクしたのを今でも覚えています。地元・大阪から奈良に遊びに来ることも多く、大好きな奈良の観光について学びたいと思い、受験を決めました。ちなみにですが大学入学後は一家全員で奈良に引っ越しました(笑)
大学での講義で印象に残っているのは、奈良観光の課題のひとつ「通過型観光」についての学びです。奈良に泊まって観光してもらう(「滞在型観光」)にはどうすればいいか、取材のテーマになることもあります。取材をしていると、ユニークな発想を持ったバイタリティー溢れる人にたくさん出会います。奈良の魅力が引き出され、どんどん泊まってもらえる未来を期待しながら、少しでも地域に寄り添った取材ができるよう常に心がけています。
大学生の最大の武器は“自由”。興味を持ったことには何事もチャレンジした方がいいと思います。私は大学のダンスサークルで体を動かし、奈良ESSサークルで英会話を学び、奈良を訪れる外国人のボランティアガイドをする日々。またアルバイトでは、飲食店やアパレルショップの接客、塾の事務、コンサートスタッフなどあらゆる仕事に挑戦しました。大学3年生の秋には、ベトナムに2週間滞在し、児童養護施設のボランティアスタッフを務めました。こんなにもバラバラな分野に手を出したのは、後にも先にもありません。それぞれの経験が知らず知らずのうちに生かされ、今につながりそして今後にも生きてくれればと思っています。
「地域創造学部」と聞いてもピンとこないかも知れませんが、蓋を開けてみると、「観光学」「国際文化学」「民俗学」「政治学」「地理学」など、学びの幅が広く自由度も高い学問です。受験生の皆さんも自分の専門知識を手に入れて明るい未来に進まれるよう卒業生として陰ながら応援しています。

株式会社NTT データSBC

2020年3月卒業
西川 愛里さん(初芝富田林高等学校卒業)
大学生になった自分をイメージして
目標を再確認し、諦めずに前に進んでみよう!

自分のやりたい勉強ができるかを基準に大学を探し、地域密着型の研究が行える点に惹かれ奈良県立大学を選びました。
ゼミでは地域の観光業に潜在する課題について座学だけではなく、フィールドワークや観光客の目線で捉えるほか、自ら地域へ足を運び取材を行い、地域団体に改善策を提示しました。卒業論文では「奈良県中南和地域の観光促進」に取り組みました。
会社ではIT技術によるモノづくりやサービスの開発に取り組んでいます。品質の保全と向上のための試験設計では、スマートフォン端末やネットワーク環境などの複数の観点から問題点を提示し、自ら改善策を実施しています。学生時代に学んだ「課題に対して複数の観点を持ち、改善策を導き出す力」が役に立っていると思います。
受験生の皆さん。失敗を恐れず、勉強そして遊びに関しても、興味のあることや少しでも気になったことは全てチャレンジしてください!きっと大学時代に経験したことが皆さんの将来の道や視野を広げてくれると思います。受験生活を乗り越え、素敵なキャンパスライフを過ごしてくださいね!

商社

コンドーテック株式会社

2019年3月卒業
石田 勝士さん(愛知県立丹羽高等学校卒業)
大学では授業に出席すること、課題は早めに取り組むこと、
そして周囲の人たちとの係わりを大切にすることが重要です。

奈良特有のゆったりとした空気感と、まちづくりや観光について勉強したかったことから奈良県立大学を選びました。関西で一人暮らしすることが夢だったのもありますけど(笑)
ゼミではSNSを利用した地域生活で必要な情報収集の新たな切り口について研究しました。地域を研究対象とする「フィールドワーク」では、様々な立場の方とお話をすることで、本や資料からではわからない事実を知ることや課題を見つける力を身につけることができました。
現在は建築土木資材を扱う専門商社で勤務しています。土木商社や専門店への営業ですが、時には工事現場へ行き、現場に適した資材や工法の提案を行います。その時に感じることは、大学で取り組んだフィールドワークが仕事でも役立っているということです。課題を探すことはもちろんですが、年長者とのコミュニケーションなど、仕事で必要なことはゼミ活動で得られたと思います。
大学生という多感な期間に実際に感じたことは、きっと将来の糧や道しるべになります。自分の可能性に貪欲に取り組んでいただきたいですね。

公務員

御所市役所

2020年3月卒業
志茂 未帆さん(奈良県立高田高等学校卒業)
大学で幅広く学んだことで、
仕事でも「講義で聞いたことがある!」と感じる場面がたくさんあります。

農山村や観光の振興に興味があったので、地域や観光について学べる学部を探していました。中でも、実家から通える大学であればより良いと思っていました。奈良県立大学は地域のコミュニティや経営、観光について幅広く学べることに魅力を感じました。また、フィールドワークで実際に地域に出て学べることを知り志望しました。
現在は御所市役所で御所駅周辺の中心市街地を活性化するための駅前整備や市庁舎移転の計画に携わっています。働き出してからも覚えることがたくさんありますが、大学で幅広く学んだことで、仕事でも「講義で聞いたことがある!」ということがとても多くて役立ってい
ます。
受験生の皆さんにアドバイスしたいことは、大学に入学したら気になる授業は自分の研究分野と違っても受けてみることを心がけるということです。今まで知らなかった知識が身につき、新しい友人との出会いがあります。大学生活の中でも大変重要なことだと思います。今は受験勉強が大変だと思いますが、大学生活は絶対楽しいと思います。
皆さんがんばってください!

奈良県庁

2020年3月卒業
西村 笙平さん(兵庫県立川西北陵高等学校卒業)
興味のある分野を幅広く学べるのが奈良県立大学の魅力だと思います。

政治学、経済学、社会学など、自分の興味がある分野を幅広く学べると感じ、また卒業後の選択肢が広くあると思い奈良県立大学を選び
ました。
ゼミ活動では、3年次に1年間奈良県の中山間地域で子育て支援、移住・定住促進事業にスタッフとして携わりました。活動の中では、単なるボランティアではなく、地域の一員として自ら提案する機会にも恵まれました。活動を通して関わる人々との関係性を大切にするようになったことは、現在の仕事においても、関係者とのコミュニケーションを丁寧に行うことに繋がっていると思います。
奈良県立大学では、地域課題や社会課題に対して様々な視点から学び、考えることができます。特定の分野以外にも、自分の興味関心は広がりました。社会に出てから、仕事や生活において直面する課題はこれまでよりも多様で複雑なことが多いので、大学生活で幅広く学んできた経験がとても役に立っています。今は特にやりたいことが無いという人には、興味関心を広げるための進路選択もあるということを知ってほしいです。

  1. ホーム
  2.  >  就職・進路
  3.  >  卒業生の声